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SNCASE SE.5000 : ウィキペディア日本語版 | SNCASE SE.5000
SNCASE SE.5000 バルデュール(SNCASE S.E.5000 Baroudeur)は、NATO向けの「軽量攻撃戦闘機」("Light Weight Strike Fighter")の競争試作のためにSNCASE社(''Sud-Est'')で設計されたフランスの単発軽戦闘機である。通常とは異なり降着装置を持たない本機は離陸時には車輪付きの台車を、着陸時には機体に引き込み式の橇を使用した。バルデュールは量産されることはなかった。 == 設計と開発 == バルデュールは草地の飛行場から運用するように設計された軽戦闘機である。草地からの離陸には車輪付きの台車を使用し、着陸時に使用する尾部のものを含む3本の引き込み式橇は雪面や氷で覆われた滑走面からの離陸で使用した。離陸に補助が必要な場合は3車輪式の台車にロケット(2発か4発、地面の状態によっては更に2発)を備え付けることもできた。降着装置以外の点ではバルデュールは38度の後退角を持つ肩翼配置の主翼と尾翼、主翼付け根に吸気口を備えるスネクマ アター 101C ターボジェットエンジンを持つ通常の形式の航空機であった。2機の試作機のうちの初号機は1953年8月1日に初飛行を行った。スネクマ アター 101Dを装着したSE.5003と命名された前量産型3機も製造されたが、この型は量産されなかった。
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